ベビーダンス活用・育休者向けパフォーマンス向上研修

ベビーダンス活用・育休者向けパフォーマンス向上研修

― 科学的エビデンスに基づく身体介入で、離職防止・健康経営・ダイバーシティ推進を実現 ―

育休中・復職前後の社員は、心身ともに非常にデリケートな状態にあります。体力の低下、睡眠不足、姿勢の崩れ、集中力の低下、育児による孤立感。そして、「仕事に戻れるだろうか」という不安──。こうした課題は個人の努力では解決できず、企業にとっては生産性低下・離職リスクの増大という形で跳ね返ってきます。

実際に、育休取得経験のある女性の5人に1人が育児を理由に退職し、男性育休取得者でも4割弱が退職を検討したという調査があります。また産後は体力・メンタル・自律神経が乱れやすく、復職後のパフォーマンスに影響しやすいことも多くの研究が示しています。

当研修は、こうした育休〜復職の課題を、「働ける身体」へと整える身体介入 × 育児期の心理支援 × 社会的つながりの回復という三方向からアプローチする、企業向けの実践的プログラムです。

心身の回復と「働ける身体」づくり

ベビーダンスは、赤ちゃんを抱っこしながら行う有酸素運動をベースに、体幹強化・姿勢改善・自律神経調整を組み合わせた産後ケアメソッドです。赤ちゃんが心地よく眠るほどの揺れとリズムで、産後の親の心身が自然に整っていきます。赤ちゃんの爆睡率は9割以上という報告もあり、育児負担が大きく減ることも特徴です。

育休中の孤立・不安の軽減

育休中は社会とのつながりが薄れ、不安が蓄積しやすい時期です。研修を通じて同じ育休者同士の交流が生まれることで「一人ではない」という安心感が生まれ、復職への意欲が高まります。会社が主体となって場を用意することで、「社員とその家族を大切にする会社」というイメージも自然と伝わります。

復職後パフォーマンスの向上

産後の体力低下や睡眠不足、自律神経の乱れは、復職後の集中力や業務効率に直結します。科学的エビデンスに基づく有酸素運動や姿勢改善を取り入れることで、「疲れにくい体」「安定したメンタル」「持続する集中力」を取り戻し、仕事への立ち上がりが滑らかになります。

離職防止・健康経営・D&I推進

育児によってキャリア機会が減ってしまう状態を防ぐには、制度だけでなく「心身の回復とつながりの維持」が不可欠です。この研修は、社員のウェルビーイング向上と企業価値(離職防止、健康経営、男女共同参画)の両方を同時に実現します。乳幼児期の親子支援や虐待防止への貢献という側面もあり、CSRの観点からも評価される取り組みになります。

プログラム内容

研修は、医学的知見に基づき設計された安全な内容で、赤ちゃん同伴でも参加できます。産後の身体に無理のない範囲で、以下の流れを基本としつつ、御社の状況や参加者の状態に合わせてカスタマイズします。

オリエンテーション

復職への不安や心身の変化を共有し、「自分だけではない」と感じられる場をつくります。その上で、これからどのように身体と気持ちを整えていくか、前向きなマインドセットを育てます。

有酸素ベビーダンス

抱っこ姿勢を整えながら、音楽に合わせた軽いステップで心肺機能・体幹・リズム感を取り戻します。赤ちゃんを抱っこしたままでも安全に行えるよう、小児科医や理学療法士の監修のもとで構成されています。

姿勢改善・体幹調整

産後に崩れがちな骨盤や肩まわりを整え、育児やデスクワークでの負担を軽減します。正しい抱っこの仕方や、職場での座り姿勢のポイントも扱い、「長時間座っていてもつらくなりにくい身体づくり」を目指します。

呼吸法・マインドフルネス

自律神経を整える呼吸法や、短時間でできるマインドフルネスを体験します。心の緊張を緩め、ストレス耐性を高めることで、育児と仕事の両立期にも自分を立て直せる「セルフケアの基盤」をつくります。

コミュニケーション・交流タイム等

育休者同士、あるいは上司や人事担当者を交えた対話の時間を設けることも可能です。復職後の働き方や不安、サポートのあり方について話し合うことで、職場全体で支える土台づくりにつながります。

実施形式とカスタマイズ

研修は、御社の環境やニーズに合わせて柔軟に設計できます。会議室での開催のほか、オンライン開催にも対応可能です。赤ちゃん同伴の回と、社員のみが参加する回を組み合わせることもできます。

所要時間は60〜120分程度の単発開催から、育休中・復職前・復職後をつなぐ複数回シリーズまで対応しています。医師・理学療法士の監修メソッドで構成されているため、安全に配慮された研修として安心して導入いただけます。

この研修が選ばれる理由

育休者向けプログラムは数多く存在しますが、心身の回復、育児負担の軽減、復職パフォーマンスの改善、職場文化への波及効果まで一体的に扱える研修は多くありません。ベビーダンスという独自のメソッドは、企業研修の枠を超えて「社員と赤ちゃん、その家族までケアするプログラム」として高い評価を得ています。

これは単なる福利厚生ではなく、組織の未来を強くする戦略的な投資です。育休中から復職後まで一貫してサポートすることで、離職防止とパフォーマンス向上の両方に寄与し、採用・再教育コストの削減や多様な人材の活躍にもつながります。

導入をご検討中の企業さまへ

育休中の社員が、「復職しても大丈夫」と自信を持ち、復職後も安定したパフォーマンスを発揮できるためには、身体・心・つながりを整える包括的な支援が必要です。社員のウェルビーイングは、企業の生産性と定着率を大きく左右します。

御社の状況に合わせて最適なプログラムをご提案いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

 

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